
~子どもの音声表現とお芝居~ ジュニア・クラブ
金沢市で子どもの朗読・演劇を楽しむジュニア・クラブ
〈子どもの音声表現とお芝居〉ジュニア・クラブは小中学生が中心となって朗読やお芝居を学んでいます。毎年秋と春に発表公演を行っています。
活動の中で大切にしているのは、子どもの主体性を伸ばすこと。メンバーは声を出しながら自分なりの表現を考え、また観る人を楽しませようと工夫しています。


今年度活動開始日(開講式)6月14日(土)
実施期間:2025年5月31日~2026年3月31日
当面の活動予定:
6月14日
6月28日
7月12日
7月19日
8月2日
8月9日(珠洲市)
8月10日「子ども演劇フェスティバル」参加(ラポルトすずにて)
8月23日
・・・
土曜日13時~17時
(稽古日は変更する場合があります。)
稽古場所:金沢市民芸術村各所、
長土塀青少年研修センター 等
発表公演:2026年春に公演を予定しています。

24年度発表公演 終了しました
金沢市民芸術村 ドラマ工房にて
おはなしの たらかもの
2025年
3月15日(土)①16:30開場/17:00開演
3月16日(日)②10:00開場/10:30開演
③13:30開場/14:00開演
【会場】金沢市民芸術村PIT2 ドラマ工房
小学生から高校生までの子どもたちによるお芝居作品を2本上演します。「宝物のたくらみ」は金沢美大出身の伊藤江梨さんによる書きおろし作品です。
後援 金沢市・金沢市教育委員会
助成 アーツカウンシル金沢
ジュニア・クラブ活動内容
日々の活動
主に金沢市民芸術村にて、
朗読や発声練習、公演の台本の読み合わせ、
演技の稽古をしています。
遊びや歌も取り入れています。
参加対象
小学3年生~中学2年生が対象です。対象年齢に満たない場合も受け入れ可能な場合がありますのでご相談ください。
きょうだいで入会すると、会費の割引があります。
◆主な活動予定◆(R7年度)
5月 開講式及び保護者説明会
6月~7月 発声・演技の基本練習
8月10日 子ども演劇フェスティバル参加
(ラポルトすず)
9月~10月 基本練習(朗読、お芝居)
10月 金沢海みらい図書館にて朗読公演
10月~12月 本公演に向けて稽古
台本、配役決定
1月~3月 公演に向けて稽古
3月 本公演
3月 閉講式
講師紹介
髙田伸一
ジュニア・クラブ・クラブ代表。
1979年から地元金沢で演劇活動を開始。セブン・スターズ・カンパニー創立メンバー。
86年以降、劇団110SHOW(いっとうしょう)で主に演出を担当。
金沢の演劇界を牽引し、演劇人を数多く輩出してきた。またローカルメディアCMなどのナレーターとしても有名。
愛称は「たかしんさん」

髙田里美
劇団110SHOW団員として
数々の芝居公演や
リーディング公演に出演。
ダンスや体操を担当し、子どもたちから「とんちゃん」の愛称で親しまれている。

ジュニア・クラブ創設者 長井珠子先生について
2021年まで代表を務められていた長井先生は、金沢の小学校の校長先生を務めていたときに、
校内で「校長先生の朗読教室」を開くなど、朗読に力を入れられていました。
2011年から2013年には金沢市民芸術村のドラマ工房のディレクターに就任し、ジュニア・クラブを結成。
途中、講師の高田伸一さんと高田里美さんを講師として迎え、朗読と演劇にも力を入れて、現在に至ります。
残念なことに、長井先生は2021年8月に急逝されました。

ジュニア・クラブは、現在は講師の高田伸一さんを中心に活動を続けています。
長井先生に対する想いを高田伸一さんに寄せていただきました。
元気に孵す
長井先生は子どもが大好きでしたね。子どもと一緒にいるときが一番幸せだったんだと思います。
小学校の校長先生らしいパリッとした声と笑顔で、颯爽と指導していらっしゃいました。
音読活動で子どもが元気になっていく。子どもが元気だと地域も学校も明るくなるという経験から、
ジュニア・クラブのイメージが浮かんだんだと思います。
長井先生は、ドラマ工房に来て、今度は学校間を越え、世代間を越え、
集まってきた子どもたちといっしょに音声表現に取り組むことで
元気にかえしてあげたいと思っていたんだとの思いを巡らせています。
しかし、ほんとうに突然でしたね。
ジュニア・クラブの事に一生懸命で、ジュニア・クラブのためにと何でもかって出て、
大忙し大急ぎで、天国へいってしまった長井先生。
そちらから子どもたちを見ててあげてくださいね。
先生に褒めてもらいたくて、褒めてもらえると思って……
高田伸一